【防火区画は住まいの命点】
木曜日, 22 12月 2011
マンションというのは、一戸一戸が耐火構造の壁で区画することで法律的に集合することが認められているのだ。この耐火構造の壁のことを「防火区画」という。したがって、マンションは上下左右を防火区画で囲われていることになる。建築基準法施行令第00十四条では「長屋または共同住宅の各戸の界壁は、耐火構造、準耐火構造又は防火構造とし、小屋裏または天井裏に達せしめなければならない」と規定している。これが防火区画だが、これが意外にできていないのだ。一、パイプスペースの区画ブロック壁上に隙間。二、屋根のデッキプレートと梁の間に隙間。三、壁貫通周辺に隙間。四、水糸のスラブ貫通穴の放置。五、PC板と床板との間の隙間。六、コンクリートブロックと上部床スラブとの間の隙間。七、上下貫通管周辺の隙間。以上に見るように、隙間に不自由しないのがマンションだ。これらの隙間により、火災時に被害が拡大する。ここに掲げた箇所を、まずユニットバスの天井に設けられている点検孔から覗いて確認してほしい。また、先にも述べたが、夜中に耳をすまして上下左右の隣りからの音の漏れを探査してほしい。もし、音が異常に聞こえるようだったら、防火区画のどこかに隙間があると考えてよいだろう。音による探査の他に、臭いによる探査もある。いずれにしても、壁に隙間・穴があることを探せばよいのなので比較的に簡単だ。
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