【新しい手抜きは時間の手抜き】
木曜日, 16 2月 2012
手抜きの代表は、契約書に書いてある品質ではない安物で住まいを作るやり方だが、段々これがなくなってきている。それに引き換え、時間の手抜きが目立ってきた。かたわく一、所要時間前に型枠を外す。二、下塗りから間を置かないで仕上げをしてしまう。三、コンクリートの強度が出ないうちに、建前をしてしまう。こうした時間の手抜きの結果が出るのには、相当の時間がかかるので、入居時にいかに厳密にチェックしても、その手抜きを見抜くことは不可能だ。どうしても、そのことによる現象が現れるのに時間がかかるのだ。この時間が瑕疵担保期間内ならいいのだが、そうでないものは困る。コンクリートの壁が未だ十分に乾燥しないうちに、下地の清掃も十分にしないでクロスを張ると、1年程度経過するとクロスが黄色く変色する。タバコの煙によるものかと疑うのだが、これはコンクリート壁の湿気がもたらしたものが多いのだ。また、壁に発泡スチロール入り「スタイロフォーム」を張るのに、エポキシ系樹脂の接着剤を使用しても一度にボードがはがれてくるということもあった。また、柱の傷を隠すのにお団子を包む薄い木LL同じ経木を張るのだが、じっくり時間をかけて、補修しないと簡単に剥がれてしまう。安い下請け単価で仕事をし、食べていくためには、与えられた時間でいかに多くの仕事をするかにかかってく。この時間の節約が新しい時代の新しい手抜きなのだ。
事故車のベンツを板金塗装してみたら購入時以上にキレイになった!