【かびが異常発生していないか】

昔から住まいの中には数種類のかびが人間や牛馬と共生していた。その代表的なかびが「青かび」で、誰しも知るペニシリンの原料だ。この青かびを私たちは、米麹として、食していたのだ。しかし、住まいの中で、糠味噌漬けを作る人が少なくなったこと、麹を使う食べ物づくりをする人が少なくなったことで、勢い他のかびが住まいの中で猛威をふるうようになってしまった。住まいの中には、いろいろな種類のかびが生息するが、これも住まいの手入れ次第だ。最も恐れられているかびは、アスペルギルスフラーブスで、このかびには発癌性のある脂肪分が含まれている。さらに、人間ではなく建物にとって要注意のかびは「ナミダダケ」という菌糸だ。この菌に侵すると、建物の木部はポロポロになり建物は破壊する。タイルの目地が黒くなるのも「くるかび」だが、かびが生えない環境をつくることが大切だ。かびが生える三大要素は、①湿度②温度③餌だ。このうちの一つでも完全に絶てば、かびの生え方は極度に減る。カビの生えやすい箇所をあげたい。たんす一、箪笥・電気器具の裏の壁。二、窓下で、結露する場所。三、洗面所の洗面器の下裏。四、浴室のタイルの目地。五、浴室の天井。六、台所流し台下の物入れ。七、包丁と柄の境目の部分。かびは、できるだけ駆除するように、発生場所を確認したい。

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